ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2014.8.28 03:48

不敬と亡国のDNAが流れる雑誌とは?


朝日新聞が、週刊文春の「朝日新聞売国のDNA」という

広告を掲載拒否したという。

当たり前じゃないか!

自虐史観が「イデオロギー化」してたのは批判されるべき

だが、「売国のDNA」なんてタイトルを自分の新聞に

載せられるか!

 

かつて産経新聞系の「正論」という雑誌が、

堕ちたゴーマニズム」という別冊雑誌を出したことがある。

わしが「女系公認・直系長子優先」を唱えたために、

一冊丸ごと小林よしのりバッシング本を作ったのだ。

これをもし、わしが編集していた「わしズム」に広告を出す

よう要請されたら、一千万積まれても出さない!

わしは、この雑誌に書いた著者は、(高森氏を除き)全員、

切腹するべきだと思っている。

 

皇統問題については、読売新聞の中にも、女性宮家創設が

陛下のご真意だと知っている者がいる。

東京新聞の中にも、毎日新聞の中にも、女性週刊誌にも、

週刊新潮の中にも、陛下のご真意を知る者がいるようだ。

産経新聞だけが未だに、いるはずのない男系に固執して

「イデオロギー化」しているのだ。

 

では週刊文春はと言うと、皇室バッシング記事に執着して

嘘ばっかり書いている。

愛子さまが「先生大嫌い、私のいう事きかないから」と

言ったという記事を載せ、宮内庁から事実無根として抗議

され、訂正を求められているが、週刊文春はこれを

無視している。

かつて週刊文春は、皇后陛下を「失声症」に追い込んだ

前歴がある。

デマばっかり流している雑誌なのだ。

それが朝日新聞を「売国のDNA」と批判する資格が

あるのか?

週刊文春こそ、「不敬と亡国のDNA」が流れているの

ではないか?

 

わしは自称保守派にも、「皇統断絶を謀る亡国のDNA」が

流れていると確信している!

そのときは産経新聞の不買運動を展開するか、廃刊を要求

するか、さてどうしてくれよう?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ